人狼ゲームとは? ルールを30秒で
人狼ゲームは、参加者の中に隠れている少数の「人狼」を、話し合いと投票で見つけ出す正体隠匿・推理ゲームです。全員に役職が配られ、自分の役職は自分にしか見えません。
ゲームは昼と夜のくり返しで進みます。昼は全員で話し合い、いちばん怪しい人に投票して1人を追放します。夜は人狼が1人を襲撃し、占い師や騎士もそれぞれ動きます。
人狼を全員見つければ市民陣営の勝ち。人狼が残りの人数と並べば人狼陣営の勝ちです。カードも進行役(GM)も要りません —— 画面が配って、画面が進めます。
一言でいうと。「嘘をついている人を、会話だけで見つけるゲーム」です。4人から20人まで、1ゲームおよそ15〜30分。
人狼ゲームのやり方 — 1ゲームの流れ
進行はこの5段階のくり返しです。一般的な人狼ゲームと同じ順番で、特別なローカルルールは入れていません。
- はじまりの夜:全員が自分の役職を確認します。人狼は仲間が誰かを知ります。この夜は誰も脱落しません(設定によっては占い師だけが1回占えます)。
- 朝:夜に何が起きたかが出ます。誰かが襲撃されたか、誰も脱落しなかったか。脱落した人の役職は明かされません。
- 昼(議論):残っている人全員で話し合います。嘘をついて構いません。役職を名乗るかどうかも自由です。
- 昼(投票):全員が「追放したい人」を自分以外から1人選びます。最多得票の人が追放されます。同数で並んだら決選投票が1回、それでも並んだら抽選で決まります。
- 夜:人狼は襲う相手を、騎士は守る相手を、占い師は占う相手を選びます。結果はその人にしか出ません。
あとは 2 → 5 のくり返しです。どちらかの勝利条件が満たされた時点で終わり、全員の役職が公開されます。
能力の無い市民も、毎晩「気になる人」を選びます。これは記録用のメモで、ゲームには影響しません。全員が同じ形の操作をしないと、「提出済み」の表示だけで誰が役職持ちかが割れてしまうためです。
勝敗の決まり方(勝利条件)
| 陣営 | 勝利条件 | この陣営の役職 |
|---|---|---|
| 市民陣営 | 人狼を全員追放する | 市民・占い師・霊媒師・騎士 |
| 人狼陣営 | 人狼の数を市民陣営と同数以上にする | 人狼・狂人 |
人狼陣営の条件が「全滅させる」ではなく「数で並ぶ」なのがこのゲームの肝です。たとえば残り4人のうち人狼が2匹になった時点で、昼の投票をどう転がしても人狼を落としきれません。その瞬間に決着します。
狂人は人狼陣営として勝ちますが、この数え方では人側に数えます(本人は人狼ではないため)。つまり狂人がいる卓は、その分だけゲームが長持ちします。
人数別のおすすめ構成(4〜20人)
「何人で何の役職を入れるか」は、勝率がいちばん大きく動くところです。下の表はこのサイトが実際に使っている推奨構成です。設定画面を開いたときの初期値もこれになっています。
| 人数 | 市民 | 人狼 | 占い師 | 霊媒師 | 騎士 | 狂人 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4 | 2 | 1 | あり | — | — | — |
| 5 | 2 | 1 | あり | — | あり | — |
| 6 | 3 | 1 | あり | — | あり | — |
| 7 | 2 | 2 | あり | あり | あり | — |
| 8 | 2 | 2 | あり | あり | あり | あり |
| 9 | 3 | 2 | あり | あり | あり | あり |
| 10 | 4 | 2 | あり | あり | あり | あり |
| 11 | 4 | 3 | あり | あり | あり | あり |
| 12 | 5 | 3 | あり | あり | あり | あり |
| 13オンラインのみ | 6 | 3 | あり | あり | あり | あり |
| 14オンラインのみ | 6 | 4 | あり | あり | あり | あり |
| 15オンラインのみ | 7 | 4 | あり | あり | あり | あり |
| 16オンラインのみ | 8 | 4 | あり | あり | あり | あり |
| 17オンラインのみ | 9 | 4 | あり | あり | あり | あり |
| 18オンラインのみ | 9 | 5 | あり | あり | あり | あり |
| 19オンラインのみ | 10 | 5 | あり | あり | あり | あり |
| 20オンラインのみ | 11 | 5 | あり | あり | あり | あり |
この表はゲーム本体と同じ計算(recommendedSetup())で作っています。設定画面の初期値もこの構成です。
- 占い師はどの人数でも必ず入ります。いないと市民陣営に手掛かりが1つも無くなり、当てずっぽうの投票になります。
- 騎士は5人から。4人の卓で守りが入ると、人狼の夜が空振りし続けて昼の投票だけのゲームになります。
- 霊媒師は7人から。人狼が1匹しかいない卓では、その1匹を当てた投票がその場でゲームを終わらせるので、霊媒の結果を読む夜が来ません。
- 人狼は7・11・14・18人で増えます。人狼が多すぎると初日で数が並んでしまうため、人数の半分未満が上限です。
- 狂人は8人から。卓が小さいうちは「占っても人と出る役職」が1つ増えるだけで、市民陣営の情報が壊れすぎます。
この構成はあくまで初期値で、すべて自由に変えられます。人狼の数、騎士・占い師・霊媒師・狂人の有無、連続ガード、狂人が人狼を把握するか、はじまりの夜に占うか —— 開始前の設定画面で選べます。
この構成のまま遊んでみる人数を選ぶだけ。役職の配布も夜の進行も投票の集計も、画面が進めます人狼ゲームの用語(襲撃・追放・狂人)
このサイトは人狼で一般的に使われている言い方で統一しています。同じことを別の言葉で呼ぶ卓も多いので、よく見かける言い換えを並べておきます。言い方が違うだけで、処理はどれも同じです。
| このサイトでの言い方 | ほかでの呼び方 | 意味 |
|---|---|---|
| 襲撃 | 噛み・襲う | 夜に人狼が1人を選ぶこと。騎士に守られていなければ、その人は脱落する |
| 追放 | 処刑・吊り | 昼の投票で最多得票になった人がゲームから抜けること |
| 脱落 | 死亡・退場 | 襲撃または追放でゲームから抜けた状態。脱落した人も結果まで観戦できる |
| 生存者 | 生存・残り | まだ脱落していない人 |
| CO(カミングアウト) | 役職宣言 | 昼の議論で自分の役職を名乗ること。嘘の CO も自由 |
| 決選投票 | 再投票 | 最多得票が並んだときにもう一度行う投票。1回だけ行い、それでも並んだら抽選 |
| GM(ゲームマスター) | 進行役 | ゲームを進める係。このサイトでは画面が進行するので不要で、全員がプレイヤーになれる |
アプリ『どこパ』の人狼ゲームでは、襲撃を「いたずら」、追放・脱落を「帰宅」と呼びます。やわらかい言い方に置き換えているだけで、夜の処理も投票の数え方もこのページの説明と同じです。あちらで覚えた人はそのまま読み替えてください。
役職の別名(裏切り者・狩人・予言者・霊能者)は役職一覧のページにまとめてあります。「狂人=裏切り者」「騎士=狩人」のように、同じ役職を別の名前で覚えている人と遊ぶときはそちらをどうぞ。
禁止されている行為・やってはいけないこと
ルールブックに罰則があるわけではありませんが、これをやると推理そのものが成立しなくなるという行為があります。遊ぶ前に卓で共有しておくと揉めません。
- 自分の画面を人に見せる。役職も夜の行動も、自分にしか見えない前提でゲームができています。
- ゲームの外で正体を伝える。個別の DM や、通話をつないだままの別チャンネルなど。話し合いは全員が聞ける場所で。
- 脱落した人が、残っている人に情報を渡す。脱落すると全体が見えるので、そこから一言でも漏らすと勝負が終わります。
- 「じゃあ全員 CO しよう」で議論を潰す。反則ではありませんが、探し合いが成り立たなくなります。
- 人格攻撃。疑うのは役職であって、その人ではありません。嘘をつくゲームなので、終わったら必ず「役職の話」に戻すこと。
なお、嘘をつくことは禁止行為ではありません。人狼が占い師を名乗るのも、狂人が偽の占い結果を出すのも、このゲームの正しい遊び方です。
初心者の勝ち方とコツ
必勝法はありません(あったらゲームとして壊れています)。ただし初めての人が勝率を上げる手ははっきりしています。
市民陣営のコツ
- 黙らない。発言が少ない人は「情報を出したくない人」に見えます。外れてもいいので、疑う理由を言葉にする。
- 占い師の結果は「誰が言ったか」より「いつ言ったか」を見る。本物は早い段階で名乗る動機があります。
- 占い師が2人名乗ったら、どちらかは必ず人狼陣営です。結果の中身より、その2人の周りの動きを見る。
- 投票先を最後まで隠さない。誰に入れるかを言ってから入れると、卓の意見が揃っているか分かります。
人狼・狂人のコツ
- 市民のふりではなく、市民をやる。本気で誰かを疑って、本気で外す。
- 仲間をかばわない。人狼どうしが同じ人を庇うと、そこだけ動きが揃って見えます。
- 狂人は占い師を名乗るのが仕事です。占われても「人狼ではない」と出るので、名乗り負けしません。
- 襲撃の先は「一番賢い人」より「一番よく喋る人」。卓の議論を回している人が消えると、翌日の昼が止まります。
遊び方は2通り — ブラウザ版とアプリ版
| このサイト(ブラウザ版) | アプリ『どこパ』 | |
|---|---|---|
| 準備 | インストール不要・登録不要 | 無料アプリをダウンロード |
| 人数 | 4〜20人 | 4〜50人 |
| 役職 | 6種(市民・人狼・占い師・霊媒師・騎士・狂人) | 13種(妖狐・ハンター・恋人ほか) |
| 遊び方 | 離れた友達と1人1台/その場でスマホ1台 | 1人1台(オンライン・対面) |
| チャット | なし(通話をつないで遊ぶ想定) | 全体・人狼・恋人・脱落者チャット |
| 料金 | 無料・広告なし | 無料(全役職・回数制限なし) |
離れた友達と遊ぶときは、オンライン版で部屋を作り、URL を LINE や Discord に貼るだけです。通話は LINE・Discord・Zoom などをつないでください。知らない人とマッチングする公開の村はありません。
もっとたくさんの役職で遊びたくなったら、アプリ『どこパ』に13種の役職と脱落者だけのチャットがあります(どこパの人狼ゲーム)。アプリの部屋番号とこのサイトの部屋は別のものなので、行き来はできません。
よくある質問
- 人狼とはどういうゲームですか?
- 参加者の中に隠れている少数の「人狼」を、昼の話し合いと投票で見つけ出す正体隠匿・推理ゲームです。全員に役職が配られ、自分の役職は自分にしか見えません。昼は全員で話し合って1人を追放し、夜は人狼が1人を襲撃します。人狼を全員見つければ市民陣営の勝ち、人狼の数が残りの人数と並べば人狼陣営の勝ちです。
- 人狼の簡単なルール説明は?
- ①全員が自分の役職を確認する ②朝、夜に何が起きたかを見る ③昼、全員で話し合う ④投票で1人を追放する ⑤夜、人狼・占い師・騎士がそれぞれ動く。②から⑤をくり返し、人狼が全員いなくなれば市民陣営の勝ち、人狼が残りの人数と並べば人狼陣営の勝ちです。嘘をつくのは反則ではありません。
- 人狼ゲームの正式なルールは?
- 世界共通の公式ルールブックはありません。原型は1986年にモスクワ大学のドミトリー・ダビドフが考案した『マフィア』で、1997年にアンドリュー・プロトキンが人狼のテーマへ置き換えました。そこから遊ぶ場ごとに枝分かれしてきたので、役職の数・種類・夜の処理は今も一定ではありません。このサイトは一般的に遊ばれている通常ルールに合わせていて、役職は6種、4人から20人まで、同数の投票は決選投票を1回だけ行い、それでも並んだら抽選で決まります。特別なローカルルールは入れていません。
- 人狼ゲームで禁止されている行為は?
- 自分の画面を他の人に見せること、ゲームの外(個別のDMなど)で正体を伝えること、脱落した人が残っている人に情報を渡すことの3つです。どれも、話し合いで推理するというゲームの前提を壊します。なお嘘をつくことは禁止行為ではなく、人狼が占い師を名乗るのは正しい遊び方です。
- 7人人狼の役職は?
- 7人でのおすすめは、人狼2人・占い師1人・霊媒師1人・騎士1人・市民2人です。人狼が2匹に増えるのがちょうど7人からで、それに合わせて霊媒師も入ります。狂人は8人から入ります。このページの人数別のおすすめ構成表に、4人から20人までの全パターンを載せています。
- 何人から遊べますか? 4人や5人でもできますか?
- 4人から遊べます。4人なら人狼1人・占い師1人・市民2人、5人ならそこに騎士が加わります。3人では遊べません。人狼1人・市民2人になり、初日の夜が明けた時点で数が並んでゲームが成立しないためです。上限はオンラインで20人、スマホ1台を回して遊ぶ場合は12人までです。
- 1ゲームどのくらいかかりますか?
- おおよそ15分から30分です。人数が増えるほど昼の話し合いが長くなります。議論の持ち時間は開始前の設定で変えられ、初期値は1回あたり3分、タイマーを使わないこともできます。
- GM(ゲームマスター)は必要ですか?
- 不要です。役職の配布、夜の行動の処理、投票の集計、勝敗の判定はすべて画面が自動で行います。進行役で1人がつぶれないので、その場にいる全員がプレイヤーとして参加できます。対面で紙のカードを配って進行したい方向けのGMツールではありません。
- ワンナイト人狼は遊べますか?
- 遊べません。このサイトの人狼ゲームは、昼と夜を何度もくり返す通常ルールです。ワンナイト人狼は夜1回・話し合い1回で決着する別のゲームで、このサイトにもアプリ「どこパ」にも入っていません。
- 無料ですか? 登録は必要ですか?
- 無料です。インストールも会員登録もアカウントも要りません。ブラウザを開いて人数を選ぶだけで始められます。広告も表示しません。知らない人とマッチングする公開の村はなく、友達や家族だけで遊ぶ設計です。